
こんにちは!ハリボーです!
理工学部の研究室面接を受けた経験を基に、私が研究室面接に向けてどのように対策していったのか解説していきます。
今回は以下に当てはまる方へ向けた記事となってます。
- 希望する研究室の面接&選考がある方
- 面接では何が聞かれるか知りたい方
- 面接の具体的な対策法が知りたい方
- こういった方の疑問に答えます。
先にあなたがやるべきことを言うと、、、
『研究室選考のための自己分析』です!!!
詳しくはこれから説明していきますね♪
面接官(研究室の教授や学生)は何をみている?
そもそも、あなたが志望している研究室の教授はどのような学生を求めているのでしょう?ここをしっかり考えて面接に挑む学生と、考えない学生では大差が生まれます。ですから、対策を始める一歩目として「教授方は何を求めているのか」考えてみましょう。
早速、答えを明かしますと、『自分の意見を持っている学生』を求めています。これは、人気研究室の複数の教授が重視していると実際におっしゃっていた生の声なので信頼性が高いと感じています。
教授は
『テキトーに研究をこなしそうな学生』には入ってもらいたくありません(後々面倒になるから)。
『研究に熱意を持ち誠実に取り組みそうな学生』に入ってもらいたいと考えています(学生のためでも研究室のためでもある)。
そういった観点から考えて、しっかりとやりたい研究がある、もしくはこれから見つけてくれそうな『自分の意見をもっている学生』を求めているのです。
研究室面接にむけて何をすれば良い??
さて、前項で『自分の意見をもっている学生』が求められることがわかりました。それでは自分の意見を持つにはどのようにすれば良いでしょうか?
それは、ズバリ『自己分析』です!!!
「え、だるい、、、、就活かよ!?」と言う声が聞こえてきそうです。
大丈夫ですよ。研究室面接で必要な自己分析はちょっとでいいんです。就活に向けて行う自己分析みたいに「高校時代に学業面以外で頑張ったことは??」など、細かく何時間もかけてやらなくて大丈夫です。面接時間も少ないことが予想されますので、最低限やっておけば良いです。
具体的には次項で列挙されている質問に答えられるようにしておけば問題ありません。しっかりとあなたの場合について考えて、質問に答えられるようにしておきましょう。
面接で絶対聞かれる質問6選
定番質問6選と回答の考え方
さて、次に並べられている質問は絶対聞かれると思ってていい質問です。必ず答えられるように考えておきましょう。
- 志望理由は?
- やりたい研究分野は?
- 具体的な研究でやってみたいことは?(専門的に見て間違っていてもよい!)
- 大学で頑張ったことは?
- 将来の展望は?(院に進学するのか、就活するのか、卒業後は?等)
定番ながらなかなか答えるのが難しいですよね。
「やりたい研究なんてまだ決まってねえよ!!」や「大学で頑張ったことなんてないよ、、」という方も多いでしょう。やりたい研究が決まってない方は、簡単に気楽に考えましょう。
例えば、航空分野についてやりたいなら「バードストライク(鳥が飛行機にぶつかってしまうこと)の改善に関する研究」とかなんでもいいんです。まだ研究するとは確定することではないので気軽に考えましょう。
Googleで「〇〇分野 課題」と検索して、解決されていない課題を研究したい!とするのもおすすめです。
次に大学で頑張ったことがない方は、今から作ってしまえばいいです。理系ならプログラミングを扱う方がほとんどであるから、プログラムを自主的に学習しておくのはどうでしょうか。
例えば、Arduinoセットというものを購入すれば、簡単にプログラムを自分で組んでマシンを動かす経験を得ることができるのでおすすめです。Arduinoを扱えるようになれば、amazonのAlexaのような音声認識デバイスも作れてしまうのも応用が効く点で魅力的です。
Arduinoセットのおすすめは『ELEGOO Arduino用UNO R3スターターキット』と言うものです。日本語対応の説明書が付属しているので遊んでみてくださいね。
自主的に取り組む姿勢は必ず教授ウケしますよ!
【回答例】上の質問に対する昔の私(ハリボー)の回答
私の場合の回答を簡単に紹介します!(システム制御系の研究室を志望)。参考にしてみてください。
- 志望理由は?
→宇宙機の制御システムに関して研究がしたかったからです。
〇〇研究室は実験装置が充実していることや、企業との共同研究など、〇〇研究室ほど宇宙機の制御に取り組める環境が他にないと感じたからです。 - やりたい研究分野は?
→宇宙分野 - 具体的な研究でやってみたいことは?(専門的に見て間違っていてもよい!)
→小型衛星の姿勢制御についての研究がしたいです。現在、この分野で課題となっていることは、超小型衛星だと姿勢変更が早くできるが、安定性が低いという点だと感じています。
この課題が解決できれば、通信信頼性が向上、観測精度の向上が見込めるので、この課題解決に直結する研究をしたいと思っている。 - 大学で頑張ったことは?
→大学の講義を聞くのみだけではなく、興味のある分野に関しては他の教育機関での講義を受けていました。また、ardinoを用いてローバを作るCansatプロジェクトに挑戦しました。 - 将来の展望は?(院に進学するのか、就活するのか、卒業後は?等)
→修士まで進学した後に、メーカー企業にて技術者、エンジニアとして働きたいと思っています。
こんな感じで自分は面接に挑みました。もっと深堀されることもあるので不安な方は自分の回答を遂行しておきましょう。
私が聞かれた意外な質問
次に、私が聞かれたちょっと意外だった質問を列挙しますね。
- 自己PRをしてください。
- 周りの友達にはどのような性格の人が多いか?
- もし、100万円降ってきたら何に使いますか?
- 議論で揉めたときにはどのように対処するか?
これ聞かれたときは、「うっっ!」とはなりましたね笑
しかし、自己分析しっかりしていた自信があったので、冷静に受け答えすることができました。余裕のある方はこちらの質問についても考えておきましょう。
あなたなら100万円を何に使いますか?
面接の時間や雰囲気は??
面接を経験した友達5人ぐらいにも確認しましたが、面接の時間は約15分のところが多いようです。雰囲気は研究室によって異なりますが、やはり理系だけあって堅苦しいところが多いようです。私は雰囲気も重視し研究室選びをしたので、そこまで堅苦しい印象は受けなかったです👍
まとめ
自己分析をしっかりとしておけば怖いものはありません。全力で準備をして、面接に挑みましょう!もし、学生生活で頑張ったことがない方はArudino頑張ってみてくださいね!
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