こんにちは、理系大学生のハリボー(@harinezumilab)です。
- 現役時代にMARCHに落ちる
- 1年間駿台予備校で浪人をして早慶、横浜国立大学全て合格
私の浪人体験談は以下の記事に詳しく述べてあります。
今回は浪人するかどうか迷っている方に向けて、私の経験をもとに決断の仕方をフローチャート付きで紹介したいと思います。
この記事は次のような方に向けて書いてあります。
- 浪人するかどうか迷っている方
- 子供が浪人するかどうか迷っている方
- このような方の疑問に答えます。
- 私が浪人を決断した理由
このような方の疑問に答えます。
まずは、わたしが浪人を決断をした理由を参考までに紹介します。
わたしが浪人を決断した理由
わたしが浪人を決断した理由は本番負けしたからです。緊張と不安に押し殺されてしまいセンター試験(2021現在共通テストに名称変更)本番で大失敗してしまいました。これがどうしても諦めきれず、浪人することを決断しました。
当時のわたしは、このまま妥協して第三志望の大学に進学するかそれとも浪人するかで迷っていました。第一志望を目指して本気で頑張りたい、、だけど、お金もかかるし、親にも迷惑をかけるし、友達とは遊べなくなるし、浪人はきついって聞くし、、当時は眠れない日が続くくらい泣きながら悩み、苦しみました。第一志望の大学、学部に死んでも行きたいというわけではないけど、他にやりたいこともないし、、悩み始めて一週間後に、『このまま大学に進学したら、一生自分に自信をつけれない気がする』と感じたため浪人することを決断しました。
こんな理由で浪人することにしたんかい!!と感じる方、ぶっちゃけ多いと思います。しかし、現在のわたしから見てもこの決断は正しかったと思っています。浪人を初めてからその悔しさのあまり、『去年の本番でおれはなぜ実力を出せなかったのか?』や『どんな勉強をすれば一番伸びるのだろう』なども考えるようになりました。これを考える過程で『効率よく物事をすすめること』の重要性を学びました。また、死ぬ物狂いで勉強に取り組んだ結果自分に自信をつけることができました。おかげさまで、浪人していなかったら到底受かることのできない大学に今通えているし、自信もつけれたので浪人してよかったなと思っています。
浪人することのリスク
では、具体的に浪人することのリスクとはどのようなことがあるのでしょうか?経験をもとに整理していきますね。
来年受かるとは限らない
浪人したとしても、来年の受験の合格は保証されません。また、今年受かった大学に来年は落ちるかもしれません。また、半端な気持ちで浪人すると途中で諦めてしまうことも多々あります。これが浪人するときに背負う最も大きなリスクになるでしょう。
お金がかかる
予備校に通う場合、夏期講習や冬季講習を含めると110万円ほどかかることを覚えておきましょう。また、宅浪するとしても生活費はかかります。受験においても、受験料がかかりますし、失敗できない浪人生は滑り止め校を分厚く受ける傾向にあるので、今年より多くの受験料がかかるのが普通です。参考書費用もかかるので、プラス5万くらいはかかります。最後に生涯賃金も減ります。大学を出て就職してから定年までの年数が一年減るので、一年間分の年収を無駄にすると考えてもいいでしょう。よってこれらのことを考慮した場合の予備校生と宅浪生の浪人費用(大学生になった場合と比較して何円かかるか)は下図のようになります。
予備校生 | 宅浪生 | |
予備校費用 | +110万円 | +0円 |
受験料 | +10万円 | +10万円 |
参考書 | +0円 | +5万円 |
年収の減少分 | +450万円 | +450万円 |
合計 | +570万円 | +465万円 |
ここでは簡略化のため大学生になっても浪人生になっても生活費は変わらないとしました。どちらも、いい車が買えちゃう値段ですね、、
時間がかかる
現役で大学に進学する人と比べて浪人生は一年間分だけ多く勉強に捧げる時間が多くなります。勉強が趣味の方にとっては最高のご褒美ですが、勉強嫌いな方にとっては最悪ですよね。『一年間をかけてでも第一志望を目指す!』という強い覚悟が必要です。
つらくて鬱になるかもしれない
精神的に辛くて、この先迎える一年間で鬱症状になる方も一定数います。失敗できない不安に押し潰されないで勉強を続ける必要があります。この不安を一年間抱えることは大きなストレスになりますし、受験においてリスクにもなり得るでしょう。辛い浪人生活で高いモチベーションを保ち続けることができるかという面でも大きなリスクになります。
浪人に向いてる人とは?
さて、これまで浪人のリスクについてまとめましたが、これらのリスクを乗り越え浪人を成功させる人はどのような人なのでしょうか。
おしくも落ちた人
現役時代に第一志望にわずか数点で落ちた人ならば、来年受かることができる可能性は高いです。学力と精神力がすでに備わっている方が多いので、浪人も頑張ることができるでしょう。しかし、油断は禁物です。首席合格を目指すような高みを目指す心をもって浪人生活を送ることをお勧めします。
部活等で勉強に時間をかけることができなかった人
部活動に真剣で勉強に割く時間がなかった人に当てはまる場合は、浪人生活を成功させやすいです。このような方は一つのことに集中することができる『努力できる人』なので、確実に浪人を頑張ることができるでしょう。部活で鍛えた精神力は勉強のみならず、一生の宝だと思います。胸を張って浪人へ踏み出すことをお勧めします。
負けず嫌いな人
負けず嫌いな人の場合、浪人した場合にこそ力を発揮できると思います。一度失敗している受験にもう一度立ち向かうことで、頑張る過程も楽しめますし高いモチベーションを保つことができます。負けず嫌いにも度合いがありますので、例えば『一回負けた勝負(何でも良い)に、再度挑戦し、努力したことがある』ような方が負けず嫌いと言えるでしょう。
浪人決断フローチャート
これまでのリスクや向いている人の性格をまとめた浪人をするかどうかの決断を手伝うフローチャートを作成しました。判断材料として用いてくれれば、嬉しい限りです。真剣に考えたり、時間を置いたりして自分が納得できるまで、何回もやってみてくださいね。
まとめ
浪人をするかどうかの決断はつきましたか??お役に立てたなら光栄です。浪人するぞという方は、浪人生応援アカウント(@harinezumilab)をフォローしてください!大学に進学すると決断した人は楽しい大学生活を!
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